このクラスでは、「瞑想は心のトレーニング」と位置付け、練習を積み重ねていきます。
ヘミシンクという音響技術を活用することで、安全かつ効率的に進めることができます。
ご一緒に楽しみながら、励んでいきましょう。
ヘミシンクや瞑想、ヨーガが初めてという方にも、安心してご参加いただけます。
瞑想の目的は、不要な思考に支配されなくなること
瞑想の目的は、「不要な思考に支配されなくなること」です。
不要な思考とは、妄想、空想、雑念、感情、固定観念、思い込み、執われ、こだわり……。
同じことを繰り返し考える(結論が出ない)、過去の出来事を何度も思い出して感情を増幅させる(怒り、悲しみ、嫉妬、後悔…)、思い込みやこだわりが強く柔軟な発想ができない、感情がコントロールできずトラブルになる……。
瞑想によって、これらの不要な思考を停止し、整理し、支配されないようにすることができます。
瞑想によってもたらされる3つの恩恵
不要な思考に支配されなくなると、3つの恩恵がもたらされます。
解放:ストレスや悩みから解放される。
心は自由を取り戻し、穏やかになり、心身ともに健康になります。結果的に人間関係や仕事上のトラブルなども少なくなります。
集中:必要な思考に集中できる。
必要な思考とは、答えを導き出すことのできる論理的な思考です。不要な思考が停止すれば、必要な思考に集中することができます。
英知:内なる英知が現れてくる。
直感/直観、閃き、インスピレーションなど、非論理的な思考です。直感は外から吹き込まれる(inspire)啓示、直観は内から現れる経験知。
これら3つの恩恵は、不要な思考が停止すれば、自然に、勝手に、現れてきます。
なぜなら、本来の心の状態に戻ることができるからです。
本来の心の状態に戻り、その状態を維持し続けられるようになる ── それが目指す境地です。
不要な思考を停止するために、心を観察する力を育てる
不要な思考を停止するためには、どのようなトレーニングをすればいいのでしょうか。
一言で言うならば、それは ── 心の「観察力」を養うことです。
心を観察する力 ── 心の内に起こるあらゆることに注意を払う。
“ぼんやりした心” でいるのではなく、注意を払い続け、心の動きに気づき続ける。
「もう一人の自分」の視点を持ち続ける、と言い換えることもできます。
常にもう一人の自分が、自覚的に、意識的に、心の動きを観察し続ける。
「思考者」ではなく「観察者」になる ── その努力を続けることで、不要な思考は自然に停止していきます。
ヘミシンクによるヨーガ瞑想
このクラスでは、ヘミシンクの助けを得ながら、いくつかのヨーガ瞑想法を実践します。
実践する主な瞑想テクニックは、アンタール・マウナ、SO-HAM瞑想、SWAN瞑想、ヨーガ・ニドラなど。
使用する音源は、メタミュージック、マインドフード(誘導なし)、マインドフード(誘導あり)の3種類。その都度最適な音源を選択します。
ヘミシンクを使用することで、心身ともにリラックスし「穏やかな集中状態」に導かれ、瞑想の効果を最大限に高めてくれます。
1時間半のクラスの流れは、およそ以下の通りです。
当日参加された方々の様子を見ながらアレンジし、最善のプログラムを提供します。
瞑想を、日々の習慣にしていきましょう。
そのためにも、定期的なご参加をオススメします。
ヘミシンク瞑想インストラクター
アクアヴィジョン・アカデミー公認ヘミシンク・トレーナー(2007年〜)
モンロー研究所公認アウトリーチ・トレーナー(2009年〜)
日本トランスパーソナル学会 会員(2005年~)
日本エドガー・ケイシーセンター 会員(2017年~)
シャンティパット公認アメイジング・ヨーガ・インストラクター(2019年~)
メッセージ
以前の私は、さまざまな瞑想や座禅などに手を出し、挫折しては諦める……その繰り返しでした。
瞑想の目的を、漠然としか考えていませんでした。無我の境地、無念無想、無心、純粋意識……。あるいは、なんとなく心地よい状態になればいい、目の前に光のようなものが見えてくればいい……。
理解不足でした。誤解していました。
その誤解が解けたのは、ヘミシンクやヨーガを始めてからのことです。ほんとうに長い間、誤解していました。
瞑想の世界に没頭していても、常に「もう一人の自分」の意識を保ち、よく観察し、変化に気づくこと、自分の考えていることや行動していることを自覚していること ── 没頭している自分と、それを観察している自分がいる ── こういう意識状態になれたとき、どんな瞑想法もうまくいくことを理解しました。
そして、自立した「もう一人の自分」の意識が育ったとき、「本来の自分」との継続的な関係が確立できます。心は解放され、集中し、そして英知がやってくる。
ご一緒に楽しみながら、心のトレーニングに励んでいきましょう。
参考書籍
『ヘミシンクによるマインドフルネス瞑想 ─ 高次意識とともに物語をつくりあげる「共創瞑想」のススメ』
著 者:芝根秀和
出版社:ハート出版
発売日:2016/2/22
単行本(ソフトカバー):304ページ
Kindle版はこちら